MyASPでLINE連携を行う際に必要な設定を教えてください。
本マニュアルでは、
MyASPでLINE連携を行う際に必要な初期設定についてご案内します。
目次
初期設定
まず始めに、マイスピーとLINE公式アカウントを連携するための初期設定について解説していきます。
1.ベーシックIDの設定
1)MyASPトップ画面 > LINE連携管理メニュー を開きます。
2)LINE連携設定 を開きます。
3)基本設定 > 「ベーシックID*」 を設定するために、
ベーシックID入力欄下にある「LINE公式アカウント管理画面」を開きます。
4)LINEの公式アカウント管理画面にログインし、
「設定」をクリックします。
下記を参考にアカウント作成を行ってください。
https://www.lycbiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/new_account/
5)アカウント設定 > アカウント情報
にある「ベーシックID」をコピーし、MyASPの画面に設定します。
6)必要に応じて以下3点の設定を行います。
無料LINE公式アカウントの場合にチェック | お持ちのLINE公式アカウントが、 「無料アカウント」の場合にはチェックを入れてください。 |
---|---|
メッセージ上限数 | LINE公式アカウントでは、 契約したプランのメッセージ数(API利用数)を超えた場合、LINE側から追加請求があります。「メッセージ上限数」を設定しておくことで、 追加請求が発生する前に、警告が表示させることができます。 送信したメッセージのカウントは、毎月リセットされます。 運用上、月末にメッセージを多く送信したいときなどを考慮して |
上記の制限数を超えたらメッセージを送信しないようにする | チェックを入れると、「メッセージ上限数」で設定した件数を超えた場合、「配信制限エラー」になって、メッセージは送られません。 ※メッセージ送信時に上限数を超えると判断した場合は、そのメッセージは全員に送られません。 例:上限数を900件に設定していて、すでに850件送っていた状態で、さらに100件送ろうとした場合は、「配信制限エラー」になって、全員送られません。(送った人と送らなかった人が混在しないようにしています。) チェックが入っていない時は、上限を超えてもメッセージが配信されます。月毎メッセージ制限数を超えて配信する場合は、メッセージ通数に応じた金額(ご契約のプランにより異なります)をLINE公式アカウントより追加請求されることになります。 ※制限の対象は一括LINEメッセージ配信です。 |
7)次の設定に入るため、必ずここで一度『保存する』をクリックします。
2.WebhookとChannel secretの設定
1)LINEの公式アカウント管理画面で、
設定 > Messaging API
を開きます。
既にステータスが「利用中」の場合は次の手順2)へ進んでください。1-1)「Messaging APIを利用する」をクリックします。
1-2)開発者情報を入力して『同意する』をクリックします。
- 名前(開発者名):
このLINE Developersを作成・利用する人の名前を入力します。 - メールアドレス:
入力した名前(開発者名)のメールアドレスとして認識されます。
1-3)プロバイダーを選択、もしくは作成して『同意する』をクリックします。
プロバイダーとは、LINEプラットフォームを通じて
サービスを提供する個人、企業、またはその他の組織を指します。
プロバイダー名はLINEの認証画面で友だちに表示されるため、
アカウント名などをご入力ください。
1-4)『OK』をクリックして登録します。
プライバシーポリシーと利用規約は任意入力です。
必要に応じて入力してください。
2)Messaging API画面に表示されている、
Channel情報の「Channel secret」をMyASPの画面に入力します。
3)ページ下部の『保存する』をクリックします。
4)MyASPのLINE連携設定画面にあるWebhookURLをコピーして、
Messaging API画面の「Webhook URL」に貼り付けて『保存』をクリックします。
3.Channel access tokenの設定
1)MyASPの「Channel access token (long-lived)」欄の下にある
「LINE開発管理画面」リンクをクリックします。
2)LINE開発管理画面が開いたら、
左メニューから前述の「2.WebhookとChannel secretの設定」で
作成したプロバイダー名を選択し、
Messaging API と表示されているユーザーをクリックします。
3)「Messaging API」タブを選択します。
4)Channel access token > Channel access token (long-lived)
の『issue』(もしくは『Reissue』)をクリックして発行された
「チャネルアクセストークン」をコピーしてMyASPの画面に入力します。
※『Reissue』をクリックした場合、アクセストークンが再発行されるので、
最新のコードをご使用ください。
5)ページ下部の『保存する』をクリックします。
4.LINEの公式アカウント側で必要な設定
1)LINEの公式アカウント管理画面で、
設定 > 応答設定
を開きます。
2)以下のように設定します。
チャット | 任意設定です。 「オン」にするとLINE公式アカウント設定画面上でチャットを利用することができます。 |
---|---|
あいさつメッセージ | 任意設定です。 「オン」にすると友だち追加されたときに自動でメッセージ送信されます。 メッセージ内容の設定は、LINE公式アカウント設定画面側のあいさつメッセージの設定画面から行います。 |
Webhook* | 「オン」状態にする |
応答メッセージ | 任意設定です。 「オン」にすると、ユーザーからメッセージを受信したときに、事前に設定しておいたメッセージを自動返信します。 メッセージ内容の設定は、LINE公式アカウント設定画面側の応答メッセージの設定画面から行います。 |
メール連携設定
1.LIFF IDの設定
「MyASPに登録しているユーザー」と「LINEのアカウント」を
連携(紐付け)する場合に設定する必要があります。連携方法については、下記のマニュアルをご覧ください。
LIFF IDの設定が空の場合、置き換え文字の「LINE連携用URL」を利用してもユーザーがクリックしたときにエラーとなります。連携機能を利用される場合は設定を行ってください。
1)MyASPの「LIFF ID」欄の下にある
「LINE開発管理画面」リンクをクリックします。
2)LINE開発管理画面が開いたら、
左メニューから「初期設定:2.WebhookとChannel secretの設定」で
作成したプロバイダー名を選択し、
『+ Create a new channel』をクリックします。
3)「LINE Login」をクリックします。
4)Create a channel画面で必要な設定を入力し、
利用規約に同意して『Create』をクリックしてチャネルを作成します。
Company or owner’s country or region | 会社・事業者の所在国・地域を設定します。 |
---|---|
Channel name | チャネル名を入力します。 チャネル名には、「LINE」またはそれに類する文字列を含めることはできません。 |
Channel description | チャネル説明を入力します。 |
App types* | 「Web app」にチェック |
*の項目は、MyASPとの連携時に設定必須です。必ず指定どおりに設定してください。
上記以外の項目は、任意の情報で設定します。
5)作成したチャネルで、「LIFF」タブをクリックします。
6)『add』をクリックします。
7)Add a LIFF app画面で必要な情報を入力して、
『Add』をクリックし、LIFF appを作成します。
*の項目は、MyASPとの連携時に設定必須です。必ず指定どおりに設定してください。
上記以外の項目は、任意の情報で設定します。
8)作成した「LINE Login」の横にある『Developing』をクリックして、
非公開状態から公開状態に変更します。
9)作成されたLIFF appの『LIFF ID』を
MyASPの「LINE連携設定」画面の「LIFF ID」欄に入力します。
10)ページ下部の『保存する』をクリックします。