複数のLP(登録ページ)を用意した場合に、どこのページから登録されたかを見分けることはできますか?
はい、可能です。
LPやブログなど、どのページから登録フォームに誘導されてユーザーが登録したかについては、ユーザー一覧画面の「登録フォーム前ページURL」から確認することができます。
登録フォーム前ページは、登録方法やブラウザ環境によっては空欄や「/」と表示されたり、
正しいURLが表示されない場合があります。
原因の詳細については、下記マニュアルをご覧ください。
参考:登録フォーム前ページURLが表示されないのですが、なぜでしょうか?
もし、「登録フォーム前ぺージURL」で判断できなった場合でも、 以下の3つの方法でどのページからユーザーが登録されたかを見分けることができます。
- 複数の入り口用シナリオを作って、登録元シナリオで見分ける方法
- 1つのシナリオで流入元ラベル付けルールを使う方法
- 1つのシナリオで登録項目の隠しデータを使う方法
それぞれの設定方法について説明します。
目次
1)複数の入り口用シナリオを作って、登録元シナリオで見分ける方法
動画マニュアル
動画で見たい方はこちらをご覧ください。
設定方法
LPやブログなど、登録元となるページの数に合わせてシナリオを作成し、外部サイトごとに異なる登録フォームを案内します。
例)
LP1 → シナリオAの登録フォームURL
LP2 → シナリオBの登録フォームURL
ブログ → シナリオCの登録フォームURL
このように設定することで、シナリオを複数作成する必要はありますが、登録されているシナリオによって簡単に流入元を判別することができます。
なお、「メインメルマガ配信用」のシナリオを用意し、それぞれのシナリオで「メインメルマガ配信用」に同時登録されるよう設定することで、シナリオごとにメールを作成しなくても、1つのシナリオでメールを作成・配信することができるようになります。
参考:商品購入されたときに同時に別のシナリオ(メインメルマガ)にも登録したいのですが
応用編
「登録時のラベル付与」機能を利用すると、登録時に流入元に沿ったラベルをユーザーに付与することができます。
ユーザーに流入元のラベルを付与することで、同時登録先シナリオで登録した「メインメルマガ配信用」のシナリオでも、どのページからユーザーが登録されたのかを判別しやすくなります。
参考:ユーザー登録された時点で、ラベルを付与することはできますか?
2)1つのシナリオで流入元ラベル付けルールを使う方法
MyASPトップ画面 > 流入元ラベル付けルール
にて、ユーザーが登録された際に流入元のURLに準じてラベルを自動的に付与するように設定します。
参考:登録があった際に、アクセス流入元がわかるようにラベルを付けることはできますか?
このように設定することで、登録フォームの流入元ごとにラベルが付与されるので、複数のシナリオを用意しなくても、1つのシナリオだけで付与されたラベルから流入元を判別することができます。
登録フォーム前ページURLの取得ができないページから登録された場合は、流入元ラベルが付与されないことがあります。
その場合は、
1.複数の入り口用シナリオを作って、登録元シナリオで見分ける方法
3.1つのシナリオで登録項目の隠しデータを使う方法
の方法で設定を行ってください。
3)1つのシナリオで登録項目の隠しデータを使う方法
外部サイトに登録フォームタグを埋め込む場合
1)「登録項目」のフリー項目にて、隠しデータを設定します。
※隠しデータは登録フォームでは非表示になります
例)
キー:free1
形式:隠しデータ
利用:チェックを入れる
必須:チェックをはずす
2)登録フォームタグをLPなどの外部サイトに貼り付ける際に、free1のinputタグのvalueの初期値に、LP1に貼り付ける場合は、「LP1」、LP2に貼り付ける場合は「LP2」にように、貼り付ける外部サイトごとに識別するための値を入力します。
外部サイトで登録フォームURLを案内する場合
1)「登録項目」のフリー項目にて、隠しデータを設定します。
※隠しデータは登録フォームでは非表示になります
例)
キー:free1
形式:隠しデータ
利用:チェックを入れる
必須:チェックをはずす
2)外部サイトに登録フォームURLを記載する際に、隠しデータの初期値に、流入元を識別するための固定値が自動的に入力されるよう、
登録フォームの末尾に
?(登録項目のキー列の名称)=初期値
のように入力します。
例)
LP1 → 登録フォームURL?free1=LP1
LP2 → 登録フォームURL?free1=LP2
ブログ → 登録フォームURL?free1=blog
参考:読者のメールアドレスが最初からフォームに入っているようにする方法
このように設定することで、登録時にフリー項目に流入元を識別するための固定値が自動で設定されるので、複数のシナリオを用意しなくても、1つのシナリオだけでフリー項目値から流入元を判別することができます。
補足:流入元に沿ったユーザーの抽出
ユーザー一覧画面や一括配信メールでは、付与したラベルや、フリー項目値からユーザーを絞り込むことで、流入元に沿ったユーザーを抽出することもできます。
参考:特定のラベルが付いている、もしくは付いていないユーザーだけを検索してメールを送ることはできますか?
参考:ユーザー一覧(読者一覧)画面や、一括配信時に、フリー項目の内容で絞り込むことは出来ますでしょうか?