メールを見たことがある人だけにさらにフォローメールを送ることはできますか?
メールを一度も見たことがない人を配信リストから除外したい場合はどうしたらいいですか。
2024/05/13のシステムアップデートより、
- ユーザー一覧画面の絞込み条件
- 一括配信メールの配信先のユーザーの指定画面の絞込み条件
- ステップメールの配信条件
で、短縮URLにアクセス(クリック)したメールの総数でユーザーを絞り込むことができるようになりました。
この機能を使って、一度もメール内のURLをクリックしていないもしくは開封したことがないユーザーの抽出や、メールの送り分けを簡単に行うことができるようになりました。
概要
短縮URLをクリックしたメールの総数を条件に指定することで、それまでに配信したメールの短縮URLをクリックしたことがある、もしくはしたことが無いユーザーを絞り込んだり、対象ユーザーにのみメールを配信することができます。
※本機能は、『短縮URL(クリック分析)の機能』を使用していることが前提になります。
また、各メールに開封率の測定をする短縮URLを組み込んでおくことで、メール本文に記載されている短縮URLをクリックしなくてもメールを開封したかどうかを判断することができるため、開封したことを条件としてメールを送り分けすることもできます。
参考:マイスピーで配信したメールが開封されたかを簡単に確認(開封率の測定)することはできますか?
本機能を使用するメリットとして、以下の点があります。
- メールに興味がある人にのみメールを送ることができる。
- メールを読んでいない人を手動でカウント・整理しなくても、配信リストから除外できる。
※ご利用MyASPのサーバー・ドメイン評価の低下を防ぐことができ、メール到達率についても安定させる効果が期待できます。その結果、開封率の高いメール配信を続けることができます。
メール到達率に関する注意点については、以下ブログ記事をご参照ください。
メルマガ到達率アップ!「届く」メールにするための8つの鉄則と書き方のポイント
従来の短縮URL(クリック分析)の機能とポイント機能を利用して「メールを読んでいる/読んでいない」人を抽出する方法をについては、以下マニュアルをご参照ください。
関連:メールを読んでいない人を抽出する方法
ユーザー一覧画面で絞り込む方法
「ユーザー一覧」画面の「+詳細検索」をクリックして表示される「クリック分析」より、以下の条件を指定して『絞り込み』をクリックすることで、条件に合致するユーザーを抽出することができます。
- 期間:無期限/0~365日以内
- 対象のメール本数:0~50通(以上/以下)
「短縮URLをクリックしたメール数」にチェックを入れることで、検索条件に追加することができます。
使用例
メールを配信開始してから現在までの間にメールを一度でも開いたことがあるユーザーを検索したい場合
- 期間:無期限
- 対象のメール本数:1通以上
のように条件を指定することで、メールを見たユーザーを絞り込むことができます。
逆にメールを読んでいない人を抽出したい場合は、
- 期間:無期限
- 対象のメール本数:0通以下
のように条件を指定することで、メールを見ていないユーザーを絞り込むことができます。
絞り込んだユーザーに対して一括で配信解除または削除をすることで、配信リストの整理を行うことができます。
参考:読者のアドレスを一括配信解除、または、一括削除するには
メールの配信対象として絞り込む方法
一括配信メールの場合
「メール作成:配信先のユーザーの指定」画面の「+詳細検索」をクリックして表示される「クリック分析」より、以下の条件を指定して『絞り込み』をクリックすることで、条件に合致するユーザーを宛先に指定することができます。
- 期間:無期限/0~365日以内
- 対象のメール本数:0~50通(以上/以下)
「短縮URLをクリックしたメール数」にチェックを入れることで、検索条件に追加することができます。
※メールの配信予約をした場合は、実際にそのメールが配信されるまでにクリックしたユーザーが配信対象になります。
参考:一括配信メールの配信予約をしてから配信されるまでの間に読者登録があった場合、その読者にメールは配信されますか?
ステップメールの場合
「ステップメールの作成・編集」>「配信条件」の『+条件』をクリックし、
- 項目 クリック分析
- 条件 短縮URLのクリック有無
- 設定値 あり/なし
を指定することで、条件と一致するユーザーへのみステップメールが配信予約されます。
※配信条件の「+条件」と「+AND条件」の違いにつきましてはこちらをご参照ください。
補足事項
絞り込み時の対象メールについて
配信したメールの数は、「配信済みメール」の「クリック」が『〇』になっているメールの数をカウントします。
期間を指定している場合は、その期間内にある「配信済みメール」がカウントされます。
※開封率測定を組み込んでいるメールは、メールを開いただけでカウントの対象となります。