※この機能は「スタンダードプラン」以上をご契約の場合のみ利用できます。

従量定期課金とは?

従量定期課金とは、定期課金(継続課金)と従量課金の両方のメリットを持つ決済方法です。
MyASP上で決済サイクルを管理して、定期的に決済を行うことができる機能です。
また、必要に応じて、課金金額を変更することもできます。

定期課金と従量定期課金の違い

通常の定期課金は、初回決済時に支払サイクルを各決済代行会社に送っているため、稼働中の定期課金の次回決済日や支払金額などを変更したい場合は、決済代行業者側の管理画面で変更する必要があります。

一方、従量定期課金では、稼働中の支払サイクルもMyASP上で管理することができるため、MyASPの管理画面から次回決済日や支払金額を変更することができます。

これにより、支払サイクルがMyASPで一元管理できるようになり、決済代行業者ごとの仕様のズレをMyASPで吸収することができるため、柔軟な支払いサイクルに対応できます。

従量課金と従量定期課金の違い

通常の従量課金は、必要に応じてその都度、課金を実行するものになっています。

一方、従量定期決済では、支払いサイクルと、支払う基本金額が決まっている商品の場合に、MyASP管理画面から次回決済日や支払金額を変更することができます。

これにより、月毎に料金が変動するような商品やサービスの決済にも対応することができます。

通常の「従量課金」について知りたい場合は、下記マニュアルをご参照ください。
前払い制の課金ではなく、使った分だけ料金を課金させることはできますか?

従量定期課金を使うとできること

  • 決済代行業者の定期課金の仕様に関わらず、柔軟な販売設定を行うことができます。

例)お試し期間や手数料が設定できなかった決済代行業者でも、設定することができる
  PayPalを利用している場合でも、2分割の決済を行うことができる
  テレコムクレジットを利用している場合でも、自動で再決済を行うことができる …など

  • 決済代行業者が定期課金に対応してなくても、定期課金を運用することができます。

これまで、Amazon PayやZEUSの定期課金に対応していませんでしたが、従量定期課金を使った定期課金を導入することができるようになりました。

  • 月末締め・翌月請求の掛け売りにも対応できます。

例)月毎に料金が変動するような商品やサービスの決済に対応できる
  掛け売り(ツケ払い)パターンができる

  • 「毎月◯日指定」の支払いサイクルにも対応できます。

例えば、「毎月10日」決済と設定することで早く申し込んだ人(例:11日に申込み)は約1か月無料の期間が設けられるような販売の仕方ができます。

  • マイスピーの管理画面で次回課金日や次回引き落とし金額を変更することができます。

通常の定期課金では、決済代行業者の管理画面で確認・編集してもらう必要がありましたが、マイスピーの管理画面から操作して完結させることができるようになります。

  • 重複決済を防止することができます。

従量定期課金が「稼働中」の状態で決済リンクを開くとエラーが表示されて決済ができないため、重複決済を防止することができます。

従量定期課金に対応している決済代行業者

現時点(2023年11月21日現在)では、下記の決済代行業者が従量定期課金に対応しています。

  • UnivaPay
  • テレコムクレジット
  • Amazon Pay
  • ZEUS
  • PayPal
  • stripe
  • ROBOT PAYMENT
  • Square

※上記以外に対応をご要望の決済代行業者がありましたらMyASPサポートまでお問い合わせください。
※対応可否・時期についてはお約束出来かねます。

従量定期課金を利用するには

支払方法の設定

支払方法の設定~商品購入の流れについては、通常の定期課金と同じですが、従量定期課金を利用するには下記の設定を行う必要があります。

有料商品シナリオの場合

 シナリオ管理メニュー > 販売設定

にて、支払方法で「従量定期課金」の支払方法を選択し、支払いサイクルや金額を設定します。

支払いサイクル「毎月日付指定」を選択した場合、毎月日付指定オプションで「初回登録時に課金日までの日割りで課金する」を設定する事ができます。
本設定にチェックを入れた場合、購入日から次回指定日までの支払料金を自動で日割り請求する事ができます。

ただし、ご利用の決済代行業者によってクレジットカードの最低利用金額が決まっている場合、日割り金額がカード会社の最低金額を下回った際にカード会社側で請求エラーとなる可能性がありますのでご注意ください。

関連:マイスピーで有料商品を販売する方法~STEP4:クレジットカード(継続課金)の場合

ショッピングカートシナリオ・サブスクリプションシナリオの場合

シナリオ管理メニュー > 支払方法の設定

にて、「従量定期課金」の支払方法にチェックを入れます。

関連:ショッピングカート機能を使って商品を販売する方法

関連:機能解説:サブスクリプションシナリオ

課金状態の確認方法

決済が完了すると、

  • シナリオ管理メニュー > 課金ユーザー一覧
  • シナリオ管理メニュー > 課金予約・履歴一覧

に決済が完了したユーザーの情報が追加されます。

課金ユーザー一覧

従量定期課金管理:課金ユーザー一覧」画面では、従量定期課金を利用したユーザーを一覧で確認することができます。

1ユーザーにつき、1つのレコードが追加されます。
1度決済を停止し、決済をし直した場合(カードを切り直した場合)はその分レコードが追加されます。

課金予約・履歴一覧

従量定期課金管理:課金予約・履歴一覧」画面では、従量定期課金を利用したユーザーの課金履歴や予約状況を確認・編集することができます。

決済が行われるごとにレコードが追加されていくため、いつ課金が完了または失敗したかや、次回の課金予定日について確認することができます。

課金予定日、支払金額の変更方法

通常の定期決済では、決済代行業者のコントロールパネルから課金予定日を確認・変更したり、途中で金額を変更するには決済を停止してカードを切り直してもらう必要がありますが、従量定期課金では、MyASPの管理画面から課金予定日や次回支払金額を変更できます。

1)シナリオ管理メニュー > 課金予約・履歴一覧
にて、状態が「予約中」のレコードの操作欄にある、「予約データ編集」をクリックします。

2)「課金予約編集」画面にて、課金予定日や金額を書き換えると「課金予約一覧」に反映され、次回課金予定日や金額を変更することができます。

「課金日」の項目について

支払サイクルが「〇ヶ月毎」となっている場合のみ、「課金予約編集」画面にて、「課金日」の項目が表示されます。
「課金日」を変更すると、次回以降の課金完了時に算出される「課金予定日」の日付が「課金日」の日付になります。

なお、「課金予定日」と「課金日」の日付が異なる場合には、「課金予定日」の設定が優先されます。

例えば、

  • 支払サイクル:1ヶ月毎
  • 課金予定日:2025年02月9日
  • 課金日:5日

と設定されている場合、次回の課金は2025年02月09日に行われ、その次の課金予定日は2025年03月05日になります。

従量定期課金の停止方法

ユーザー(支払者)側で決済を停止してもらう場合は通常の定期決済と同様に退会ページから、管理者側で決済を停止したい場合は「売上詳細」画面から決済を停止することができます。

参考:決済代行業者の定期課金を停止する方法

それに加えて、従量定期課金では「従量定期課金管理:課金ユーザー一覧」からも決済を停止することができます。

1)シナリオ管理メニュー > 課金ユーザー一覧
にて、該当ユーザーの「停止する」ボタンをクリックします。

2)警告メッセージが表示され、「OK」をクリックすると、状態が「停止済み」に切り替わり決済が停止されます。

注意事項

  • 従量定期課金への切り替えについて

通常の定期課金から従量定期課金に切り替える場合、「売上詳細」画面から支払方法を変更するだけでは従量定期課金に切り替えることができません。
既存の定期課金を停止後、従量定期課金の決済リンクをユーザーに案内して、再度、クレジットカード決済をし直してもらう必要があります。

参考:決済代行業者の定期課金を停止する方法

  • 返金処理について

料金の返金については、従量定期課金をご利用の場合もMyASPの管理画面からはできません。
料金を返金したい場合は、ご利用の決済代行業者のコントロールパネルよりご対応をお願いいたします。

※返金方法については、各決済代行業者様にお問い合わせください。

  • 決済の再開方法について

決済を停止した場合、管理者側で決済を再開させることはできません。
従量定期課金の決済リンクを案内し、再度、カード決済をし直してもらってください。

関連:決済がまだ完了していない人にもう一度決済画面を案内することはできますか?

関連マニュアル

画面説明

画面説明:従量定期課金管理:課金ユーザー一覧
画面説明:従量定期課金管理:課金予約・履歴一覧

有料商品の販売方法

マイスピーで有料商品を販売する方法~STEP4:クレジットカード(継続課金)の場合
ショッピングカート機能を使って商品を販売する方法

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
役に立たなかった
ご回答いただきありがとうございます!