※この機能は「スタンダードプラン」以上をご契約の場合のみ利用できます。

「タイマートラッキングラベル付けルール」を使うと何ができますか?
具体的な設定例についても教えてください。

概要

タイマートラッキングラベル付け機能では、トラッキングタグを任意のページ(外部サイト等)に組み込むことで、ユーザーがタグを組み込んだページに滞在した時間に応じて、自動でラベルを付けることできます。

つまり、ユーザーが特定のページにアクセスしたかどうかだけでなく、早期離脱した人と、一定時間以上閲覧した人とを区別して、その後のステップメール等を送り分けたりすることができます。

特にこの機能は、動画との相性が良く、動画閲覧ページにトラッキングを仕込むことで早期離脱した人と一定時間以上視聴した人とを区別することができます。
これにより、少ししか見ずに離脱してしまった人へのアプローチと最後のほうまで見た人へのクロージングなどを分けて行うことで、精度の高いフォローアップができるようになります。

画面説明

設定画面の各項目の説明は下記マニュアルをご覧ください。

関連:画面説明:タイマートラッキングラベル付けルール

具体的な設定例

1.メールの短縮URLを使ってトラッキングページを案内してラベル付けする方法(既存ユーザー向け)

短縮URLの遷移先ページに、トラッキングタグを組み込んでおくことで、該当ユーザーが、そのページに滞在した時間に応じたラベルが自動付与されます。

「タイマートラッキングラベル付けルール」の使い方_how_to_use1
設定例
ここでは、MyASPで作成した「会員サイト」を例に案内します。

動画を紹介している会員サイト記事で計測する設定を行います。

1)MyASPトップ画面 > 全体操作メニュー > タイマートラッキング

をクリックします。

2)タイマートラッキングラベル付けルール画面より、「トラッキングタグ(JavaScriptコード)」をコピーします。

3)取得したトラッキングトラッキングタグ(JavaScriptのコード)を

 シナリオ管理メニュー > 会員サイト管理 > 【HTMLファイルの一覧】

の「header1.html」に追記します。

自身で会員サイトのHTMLをカスタマイズしている場合は、タイマートラッキング計測をしたいページの
・ヘッダー部分<head>~</head>
または、
・ボディ部分<body>~</body>
に組み込みます。

4)MyASPトップ画面 > タイマートラッキングラベル付けルール

画面で、ラベル付けルールを新規追加します。

  • どのURLのページに
  • 何秒滞在したら
  • どのラベルをつけるか

の3つを設定します。

新規追加画面の各項目については、下記のマニュアルをご参照ください。
参考:画面説明:タイマートラッキングラベル付けルール

5)手順4でURLに設定した会員サイト記事を、メールの短縮URL機能を使ってユーザーに案内します。

ステップメールもしくは一括配信メールの「メール作成」にて、「置き換え文字の挿入」を使って本文に会員サイト記事へのリンクを記載し

分析オプション > 短縮URL(クリック分析)を使用する

にチェックを入れます。

タイマートラッキングによるラベル付与だけを利用する場合は、短縮URL(クリック分析)の「クリック時のオプション」にチェックを入れる必要はありません。

6)手順5で作成したメールを見た読者が、メール内の会員サイト記事の短縮URLをクリックし遷移先のページで滞在した秒数に応じて、手順3で設定したラベルが自動で付きます。

補足
  • 計測される滞在時間は、対象のページが表示されている時間の合計です。
    タブブラウザなどで裏にある間は滞在時間の計測が止まります。
  • 滞在した秒数が該当したすべてのラベルが付きます。
    例)
    10秒、20秒、30秒 の3つの時間をを設定した場合、ユーザーが25秒滞在したら「10秒」と「20秒」のラベルが付きます。

2.不特定ユーザーがアクセスするページにトラッキング設定をしておき、登録フォームへの登録でラベル付けする方法(新規・登録前の見込み客向け)

商品紹介などを含めた見込み客に公開する商品申込ページにトラッキングタグを組み込んでおきます。

それにより、商品購入(マイスピー登録)と同時に該当ユーザーに滞在ページ・時間に応じたラベルを自動付与することができます。

トラッキングタグを設定するページは、MyASPに登録するための「登録フォーム」が設置されているページである必要があります。

「タイマートラッキングラベル付けルール」の使い方_how_to_use2
設定例
ここでは、外部ページ「http://example.com」を例に案内します。

1)MyASPトップ画面 > タイマートラッキングラベル付けルール

画面で、トラッキングタグを取得します。

取得したトラッキングタグ(JavaScriptのコード)を計測をしたいページ(例:http://example.com)の、
・ヘッダー部分<head>~</head>
または、
・ボディ部分<body>~</body>
に組み込みます。

2)手順1でトラッキングタグを埋め込んだページに、マイスピーの登録フォームを組み込んでおきます。

登録フォームを外部LPに組み込む方法は下記マニュアルを参考にしてください。

参考:外部のページ(ランディングページ)自体に登録フォームを貼付ける場合、HTMLタグはどこから取得発行できますか?

3)MyASPトップ画面 > タイマートラッキングラベル付けルール

画面で、ラベル付けルールを新規追加します。

  • どのURLのページに
  • 何秒滞在したら
  • どのラベルをつけるか

の3つを設定します。

新規追加画面の各項目については、下記のマニュアルをご参照ください。
参考:画面説明:タイマートラッキングラベル付けルール

4)ユーザーがそのページに、指定した秒数滞在した後、登録フォームから登録(申込)まで行うと、登録ページで滞在した秒数に応じて、手順3で設定したラベルが自動で付きます。

補足
  • 計測される滞在時間は、対象のページが表示されている時間の合計です。
    タブブラウザなどで裏にある間は滞在時間の計測が止まります。
  • 滞在した秒数が該当したすべてのラベルが付きます。
    例)
    10秒、20秒、30秒 でそれぞれラベルを設定した場合、ユーザーが25秒滞在したら「10秒」と「20秒」のラベルが付きます。
  • ユーザーがフォーム登録せずにページを閉じた場合は、ラベルは付きません。
  • トラッキングタグを組み込んだサイトに訪問した時点で、「対象者数」としてカウントアップします。
    その後、登録完了することで、「付与数」がカウントアップします。
    例)トラッキングタグを組み込んだサイトに10人訪問して、2人登録した場合
      付与数:2人
      対象者数:10人

注意事項

短期間で大量のアクセス数が無いように分散してご利用ください

トラッキングタグを組み込んだページに短時間に集中したアクセスがあるとサーバーがダウンしてしまうことがあります。

アクセスが分散するよう、ステップメールや対象者を絞ったご利用をお願いします。

同時アクセス数の上限目安(1分間あたり)

スタンダードプラン:30~45人程度
マッハプラン:120~180人程度

ユーザー(読者)の利用ブラウザによって計測できないケースがあります

各ブラウザのITP対応(サイトをまたいだトラッキング用Cookieをブロックされてしまう仕様)により、ユーザー(読者)が利用しているブラウザによっては、正常に計測できない場合があります。

なお、以下のブラウザについては、
弊社側で正常に計測できることを確認しています。

  • Google Chrome
  • Firefox
  • Safari(※)


Safariブラウザの場合、MyASP内で作成した会員サイトでのみ計測が可能です。
MyASP以外の外部サイトでは計測することができません。

また、上記以外のブラウザで登録された場合にも、同じ理由で、計測データを取得できない恐れがあります。
今後のブラウザのITP対応状況によっては、正常に計測できなくなる場合もございます。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
役に立たなかった
ご回答いただきありがとうございます!