Twitter・Facebookやブログなどに登録フォームのURLを設置しているのですが、
アクセス流入元に応じたラベルを付けることはできますか?

※この機能は「スタンダードプラン」以上をご契約の場合のみ利用できます。

はい、可能です。

ご自身のメルマガに登録してもらうにあたり
検索エンジン、各種SNS、アフィリエイトなどのアクセスがありますが、

「流入元ラベル付けルール」の機能を使うことで、
どこからアクセスされてきたのかによって、自動的にラベルを付けることができます。

流入元ラベルを設定することで、
登録時に取得した「登録フォーム前ページURL」に応じて、
自動的にラベルを付与することができます。

※「登録フォーム前ページURL」が取得できていないサイトやページからの流入の場合、
流入元を判断する情報が取得できていないためラベルを付与できません。

設定方法

流入元を特定し自動でラベル付与を行うための設定は、

MyASPトップ画面

にある、「流入元ラベル付けルール」画面から行います。

1.ラベルマネージャーでラベルを作成する

はじめに、流入元に応じて付与したいラベルを作成します。
※「流入元ラベル付けルール」画面では、ラベルを作成することができません。

ラベルの作成は、「ラベルマネージャー」から行います。
作成方法は下記のマニュアルをご参照ください。

参考:ラベルを新しく追加するにはどうしたらいいですか?

流入元ラベル0

2.流入元ラベル付けルールの設定を行う

次に、「流入元ラベル付けルール」にて

  • 流入元を判定するための「比較文字列」
  • 付与するラベル

の設定を行います。

1)「⇒新規追加」ボタンをクリックします。

流入元ラベル2

2)「比較方法選択」、「比較文字列」、「ラベル選択」を設定し、
  『⇒ラベルを追加する』をクリックします。

流入元ラベル3

*」がついている項目は必須入力です。

項目名 説明
比較方法選択 流入元を判定する「比較文字列」の設定値に対する比較方法を選択します。

部分一致
流入元を判定する「登録フォーム前ページURL」に対して、比較文字列に設定された値を『部分一致』で判定します。
「比較文字列」に入力した文字列が流入元URLに含まれているかで判定させたいときに選択します。

正規表現
比較文字列に『正規表現』を用いて設定する場合にはこちらを選択します。
「比較文字列」に入力した正規表現が流入元URLに一致するかで判定させたいときに選択します。

※正規表現とは:
「正規表現」とは、「検索」や「置換」で文字列を指定する方法の一つで、特定の文字列を組み合わせることで「aから始まる英単語」「http://もしくはhttps://から始まる文字列」「特定文字列+自由文字列」といった柔軟な文字列を指定することができます

比較文字列* 流入元を判定させるための文字列を入力します。

入力例)
【流入元URL】https://myasp.jp/plan/
※「myasp.jp」ドメインで「plan」という階層を持つURLに対する設定例です

■部分一致の場合:
1.比較文字列設定値「myasp.jp」
単純にドメインだけで判定する場合はドメインのみ設定します。
特定のドメインから来た人すべてにラベルを付けたいというときにご参照ください。

2.比較文字列設定値「myasp.jp/plan/」
階層に応じてラベルを分けたい場合は「plan」まで指定します。
特定のページや階層から来た人のみを特定してラベルを付けたいときにご参照ください。
※別の階層(「func」等)に違うラベルを付けたいときには別途流入元ラベルを新規追加します

■正規表現の場合:
1.比較文字列入力例
「^http(s)?://myasp.jp/(plan|func)/(.)*」
ドメインを一致させ且つ階層が「plan」「func」のものを対象にしたいときなどには正規表現を利用します。
※部分一致の場合の2.のように、部分一致を複数設定することで同等の設定をおこなうこともできます。

ラベル選択* 設定した比較文字列に該当した流入元であった場合に付与する「ラベル」を選択します。
メモ 流入元ラベル付けルールに対するメモを設定できます。
最大250文字まで入力できます。

3)ラベルが追加されると流入元ラベル付けルール画面に戻り、
  上部に「流入元ラベル設定を追加しました」のメッセージが表示されます。

流入元ラベル4

編集方法

流入元ラベル付けルールの内容を変更したい時は、
変更したい設定の右側にある
labelmg_editicon
をクリックして、流入元ラベル付けルール編集画面を開きます。

流入元ラベル5

流入元ラベル付けルール編集画面にて編集後、
『⇒保存する』をクリックします。

流入元ラベル6

編集情報が保存されると流入元ラベル付けルール画面に戻り、
上部に「流入元ラベル設定を編集しました」のメッセージが表示されます。

流入元ラベル7

流入元ラベル付けルールの並べ替え方法

流入元ラベル付けルール一覧の並べ替えをしたい設定をドラッグ&ドロップして、
順序を変更します。

その後、表示される『⇒並び替えの保存』をクリックし、
並び替えた状態を保存します。

ラベルマネージャー修正1

※『並び替えの保存』をクリックしないと並び替えの保存は行われないためご注意ください。

削除方法

流入元ラベル付けルールを削除したい時は、
ラベルの右側にある
labelmg_deleteicon
をクリックしてラベルを削除します。

ラベルマネージャー修正2

ラベル削除3

流入元ラベル付けルールが削除されると、
上部に「流入元ラベル設定を削除しました」のメッセージが表示されます。

ラベル削除4

流入元ラベル付けルールのお助け機能

正規表現チェッカー

「正規表現」の動作チェックを行うことができるツールです。
「正規表現」を利用して流入元ラベル付けルールを設定したい場合にご活用ください。

「正規表現」欄に入力した正規表現を含んだ文字列に対して、
「URL」欄に指定したURLが正しく該当するかどうかを
「結果」」として確認できます。

また、『基本的な正規表現』一覧と、
SNSや一般的な検索エンジンを流入元として判別したい場合に使える
『SAMPLE』一覧も用意しています。

流入元ラベル12

シミュレーター

「検証URL」欄に入力されたURLに対して、
設定一覧にある流入元ラベル付けルールから
該当する設定があるか調べることができます。

設定した内容が正しいかどうかチェックしたい場合にご活用ください。

ラベル削除5

設定一覧に1つも設定がない場合、シミュレーターは機能しませんのでご注意ください。

使用上の注意点

以下の場合に、ラベルが自動付与されないことがあります。

「登録フォーム前ページURL」が取得できなかった場合

「登録フォーム前ページURL」が、取得できないケースとして、

  • メルマガなどで、メール内のURLから直接登録ページ遷移した場合
  • 別ドメインのhttps(SSL)ページから登録ページに遷移した場合
  • 登録フォームタグを外部のページに貼り付けている場合で、リファラー部分のタグを貼り付けなかった場合

などがございます。

その場合、「登録フォーム前ページURL」が取得できず、
流入元ラベル付けルールの設定を行っても、ラベル付与が行えません。

外部サイトにて「登録フォームタグの発行(JS)」で発行したタグを利用している場合

「登録フォームタグの発行(js)」で発行した登録フォームタグでは、
仕様上、「登録フォーム前ページURL」を取得することができません。

そのため、「登録フォームタグの発行(js)」で発行した登録フォームタグを
外部LP等に設置して利用している場合は、
流入元ラベル付けルールの設定を行っても流入元の判別ができずラベル付与が行えません。

「流入元ラベル付けルール」を利用したい場合には、

  • MyASPで生成された登録フォームへのリンクを貼る
  • 「登録フォームタグの発行(HTML)」を利用する

のいずれかの方法を利用してください。

ユーザー(読者)の利用ブラウザによってドメイン以下を取得できないことがあります

各ブラウザのITP対応により、
ユーザー(読者)が利用しているブラウザによっては、
URLのドメイン以下を取得できないケースがあります。

例)
登録フォーム前の本来のURL
https://xxx.xx/aaa.html
MyASPで取得された「登録フォーム前URL」
https://xxx.xx

これにより、URLの指定内容によっては条件が一致せず
正常にラベルの振り分けが行われない恐れがあります。