このマニュアルでは銀行振込での定期支払い、分割支払いで、
商品を販売する流れに説明していきます。

基本的な流れは

マイスピーで有料商品を販売する方法~STEP1:銀行振込の場合

と同じです。

1 有料商品シナリオを作成する

まずは、商品を販売する(管理する)ためのシナリオを作成します。

マイスピーTOP画面下部の全体操作メニューにある
「シナリオ新規作成」をクリックしてシナリオ作成画面にいきます。

ここで「有料商品(課金ありの単一商品)」を選択し、「次へ」をクリックします。

「シナリオ作成」の画面に変わるので、必要な情報を入力します。

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すでにシナリオが作成済み場合

※次回からは、この画面から選択して操作することになります。

全体操作メニュー > シナリオ一覧

該当する有料商品シナリオを選択してクリックして
「シナリオ管理メニュー」を開きます。

2 販売価格などを設定する

次に、販売する商品の価格や支払サイクルなど、支払方法を設定します。

2-1 販売設定について
2-2 分割支払いの設定方法
2-3 定期支払いの設定方法
2-4 支払方法の表示について

2-1 販売設定について

販売価格など設定するには、「シナリオ管理メニュー」画面から「販売設定」を開きます。

「支払方法の追加」をクリックすると販売設定の入力欄が追加されます。
(銀行振込の支払い方法は、初期状態で用意されているものになるので、
 不要でしたら編集して使用するか、「表示」のチェックを外してください)

支払方法には

  • 銀行振込の一括支払いと分割支払い、定期支払い
  • クレジットカードの一括支払い、月額課金、定期支払い

が選べます。

ここでは銀行振込の分割払い、定期支払い
について説明しますので、
「カスタム(銀行振込の分割払い等、定期的な支払い)」を選択します。

2-2 分割支払いの設定方法

銀行振込で分割支払いを行う場合、下記の手順をとります。

  • 支払サイクルの「分割払いとして使用」欄にチェックを入れます。
  • 合計金額欄にユーザーが支払う総金額を入力します。
  • 分割の支払いは月毎、週毎、日毎で分けることができますので、
    該当する分割期間を選択します。

例:10,000円を1か月毎に4回払いで支払う場合

2-3 定期支払の設定方法

銀行振込での定期的な支払いを設定する場合は下記になります。

  • 支払サイクル欄にユ-ザ-が定期的に支払う金額を入力します。
  • 定期支払いのサイクルも月、週、日で設定できますので、
    該当する定期支払いの期間を選択します。

例:ユーザーに毎月10,000円継続課金する場合

2-4 支払方法の表示名について

「支払方法表示名」は、「登録フォーム」の「支払方法の選択項目」に反映されます。
よって、ユーザーに分かりやすいように
「支払方法表示名」を変更することをお勧めします。

「支払方法表示名」の記載方法としては、

  • 支払方法(銀行振込や決済会社等の名前)
  • 金額
  • 分割回数
  • 税金の込別

を記載するとわかりやすくなります。

例)
銀行振込 1,100円 × 10か月分(税込)
銀行振込 1,100円 × 5か月分

3.登録フォーム(決済フォーム)を設定する

登録フォームでは、「販売設定」で設定した支払方法や金額と
登録するユーザー情報について、必要な登録項目を表示しています。

登録フォームの登録の流れは、

「登録フォーム」⇒「確認画面」⇒「サンキューページ」
で登録したことを確認となります。

『登録フォーム』
ここで金額や支払方法を確認し、必要な項目を入力します。

『確認画面』
「登録フォーム」で入力した内容を確認します。

『サンキューページ』
ユーザーの申込みに対してのお礼を表示します。

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次に、販売設定で設定してきた内容の確認と、
実際購入する表示画面に表示させたい項目の設定と確認方法について説明します。

3-1 販売設定の表示確認
3-2 登録フォームの公開条件や確認画面
3-3 「登録フォーム」の項目追加
3-4 登録完了ページ設定(サンキューページ)
3-5 LPに登録フォームを埋め込むとき
3-6 登録フォームのデザインを変えたいとき(テーマとHTML編集)
3-7 支払方法のタグの切り替えについて

3-1.販売設定の表示確認

「2.販売価格などを設定する」を設定すると、「登録フォーム」に自動で項目が追加されています。

登録フォームは、「シナリオ管理メニュー」画面の
 <最初に設定する項目> ⇒ 「シナリオ情報」 ⇒ 「登録ページの表示」
で確認することができます。

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「登録ページの表示」をクリックすると登録フォームが表示され、
販売設定で設定した内容が表示されています。
また、表示されたページのURLが登録フォームのURLとなりますので、
メールやLPなどに使用してください。

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3-2.登録フォームの公開条件や確認画面

ユーザーが登録する登録フォームの詳細な設定については、
「シナリオ管理メニュー」画面の
 <最初に設定する項目> ⇒ 「登録フォーム設定」 ⇒ 「登録フォーム基本設定」
で確認できます。

「登録フォーム基本設定」をクリックすると下記内容が表示されますので、
必要に応じて設定します。

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・登録フォームタイトルの変更
・登録フォームの公開/非公開設定
・登録フォームの公開期限設定
・確認画面の表示/非表示
・確認画面の認証方式設定
・管理人(通知先)メールアドレスの設定
・登録時のラベル付与

3-3.「登録フォーム」の項目追加

登録フォームの項目を追加するには、
「シナリオ管理メニュー」画面の右側
 <最初に設定する項目> ⇒ 「登録フォーム設定」 ⇒ 「登録項目」
で設定することができます。

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「登録項目設定」で項目の追加をしたい場合は、
「利用」の項目にチェックを入れると登録フォーム上で表示されます。

例:登録項目設定で「電話番号」の「利用」にチェックを入れて追加

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例:登録フォームに「電話番号」が表示されます。

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また、ユーザーに項目の入力を必須にするには、
「利用」と「必須」の両方にチェックを入れるようにします。

例:登録項目設定で「電話番号」の「利用」と「必須」にチェックを入れて追加

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例:登録フォームに「電話番号」が表示され、電話番号欄への入力が必須になります。
(必須項目の欄はピンク色で表示されます。)

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また、登録項目の詳細は下記になっています。

項目内容
順番登録フォームの並び順です。表示順番の降順に各項目が登録フォームに表示されます。
項目名各項目の表示名です。設定した文字が登録フォームに表示されます。
キー(キー)
形式各項目の入力形式です。テキストやラジオボタン、チェックボックスなどの切り替えができます。
利用利用したい項目にチェックをいれると、登録フォームに表示されるようになります。
必須チェックした項目を必ず入力してもらう場合にはチェックを入れます。
初期値、選択肢登録フォームを表示したときに、あらかじめ入力しておきたい場合に設定します。

3-4.登録完了ページ(サンキューページ)設定

ユーザーが登録フォームで登録を完了した時、
登録完了したことを告知する登録完了ページ(サンキューページ)は
初期設定でこのように表示されます。

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この登録完了ページ(サンキューページ)設定は、
「シナリオ管理メニュー」画面の右側
 <最初に設定する項目> ⇒ 登録フォームデザイン ⇒ 登録完了ページ設定
から確認できます。

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登録完了ページ(サンキューページ)設定に関する変更方法は2通りあります。

・外部のサンキューページを利用する場合
「本登録完了ページURL(登録後に外部ページに飛ばしたい場合は、飛ばす先のURLを入力)」
の欄に、該当するURLを入力して「変更する」をクリックします。

・サンキューページの内容を変更する場合
「本登録完了ページデザイン」の「本文」から内容を編集して、
「変更する」をクリックします。

3-5.LPに登録フォームを埋め込むとき

外部のランディングページに、MyASPの登録フォームのタグを埋め込むことができます。

登録フォームタグ(HTML)は、
「シナリオ管理メニュー」画面の右側
 <最初に設定する項目> ⇒ 登録フォームデザイン ⇒ 登録フォームタグの発行(HTML)
から発行できます。

「登録フォームタグの発行(HTML)」をクリックすると
タグの発行ウィンドウが表示されますので、
「コピー」をクリックし、外部のランディングページへ貼付します。

3-6.登録フォームのデザインを変えたいとき

初期設定になっている登録フォームのデザインを変更する場合は、
登録フォームデザインタグを変更します。

登録フォームタグのデザインは、
「シナリオ管理メニュー」画面の右側
 <最初に設定する項目> ⇒ 登録フォームデザイン ⇒ 登録フォームデザイン
で変更できます。

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「プレビュー」をクリックすれば、
登録フォームがどのようなデザインになっているのか確認できます。

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3-7.支払方法のタグの切り替えについて

初期設定では
支払方法のタグはラジオボタンになっておりますが、
プルダウンに変更できます。

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登録フォームのデザインを変える前のラジオボタン表示
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登録フォームのデザインを変えた後のプルダウン式表示

変更は、「シナリオ管理メニュー」画面の右側
<最初に設定する項目> ⇒ 登録フォームデザイン ⇒ 登録フォームデザイン
から、下記の手順でできます。

1.「登録フォームHTML」内のタグ「%payment_method_radio%」を削除します。
2.同じ位置に「置き換え文字の挿入」から「お支払い方法 (%payment_method%)」
  を選択して「%payment_method%」を挿入します。
3.「変更する」をクリックして保存します。


※「登録ページの表示」で表示が変わっているか確認できます。

4.自動返信メールの設定をする

ユーザーから円滑に支払いが行われるようにする自動返信メールを設定します。

ステップメールを使うことで、

入金があった際のお支払い完了のメールや
未払いの方に対してリマインドメールなどのメールが、
自動的に送られるだけでなく、

「ユーザーへ支払期日の案内」や「支払が完了する度に配信される決済完了の案内」

などのメールも自動的に送るように設定することができます。

ステップメールは
「ステップメールの設定」の項目で6つに区分けされています。
どの段階でどの配信メールを使用するのか以下の表をご確認ください。

登録フォーム
申込時
初回
支払時
2回目
支払時
3回目以降
支払時
申込時
(支払前)
本登録完了時
月額課金更新時
月毎通知
本登録中
配信解除時

※△は置き換え文字「%cancelurl%」などで
 ユーザーのメール配信を解除したときに送信されます。

ステップメールを下記の順番で説明していきます。

4-1 お申込時(支払前)のメール
4-2 本登録完了時のメール(サンキューメール)
4-3 本登録中(メインのサービス提供)
4-4 月毎通知(支払日案内メール)
4-5 月額課金更新時(支払完了案内)

4-1 お申込時(支払前)のメール

「お申込時(支払前)のメール」は、
申込みがあった人に銀行の振込先の連絡をするのが目的です。

「申込時(支払前)」のメールは、
「ステップメール設定」画面の「申込時(支払前)」タブをクリックすると
設定画面が表示されます。

「申込時(支払前)」では初期テンプレートがありますので、
初期テンプレートを編集して振込先を記載します。

初期テンプレートを編集して使用する場合は、
編集したいメールの件名をクリック、
または、「・・・」にカーソルを合わせると表示される「編集」をクリックすることで
編集画面に遷移し、メールの件名や本文等を変更することができます。

編集画面の「本文」がメールの内容になりますので、

・銀行口座
・あいさつ文
・金額
・取引内容
・支払期日

などを記載します。

下記に振込口座の例を挙げておきます。

—————————–

振込銀行 ◯◯銀行 ◯◯支店
預金口座 普通預金
口座番号 1234567
口座名義 ◯◯株式会社

銀行振込 25,000円  3ヶ月分 (税込)

銀行振込 45,000円  6ヶ月分 (税込)

銀行振込 80,000円 12ヶ月分 (税込)

—————————–

また、「申込時(支払前)」のメールでは、
申込みはあったが支払決済が済んでいない「料金未払いのユーザー」に対して、
支払請求メールを配信する設定ができますので必要に応じて設定してください。
以下、作業手順となります。

支払請求メールの作成は、「ステップメール設定」画面で
「新規追加」をクリックすると新規作成ができます。

「料金未払いのユーザー」に対する
支払請求メールの配信設定は、
ステップメールの「配信時期」のプルダウンにある
「登録日からの経過時間」を選択して設定できます。

例えば、「登録から5日」経つのにまだ決済が済んでいない
「料金未払いのユーザー」に対して
支払請求メールを作るには、

配信時期を

・登録から○日後指定
・登録から「5」日後の同じ時分

を設定します。

支払請求メールを設定すれば、
「料金未払いのユーザー」に再度支払請求ができるようになります。

(補足)
料金が振り込まれたユーザーの受領処理が終わった場合は、
「申込時(支払前)」内のステップメールは自動で削除されます。

4-2 本登録完了時のメール(サンキューメール)

「本登録完了時」のメールは、
ユーザーが商品の代金を支払ったことが確認できた後に配信する
決済完了通知メールです。

「申込時(支払前)」と同様に、
初期状態で用意されているメールを編集して使用する場合は、
編集したいメールの件名をクリック、
または、「・・・」にカーソルを合わせると表示される「編集」をクリックすることで
編集画面に遷移し、メールの件名や本文等を変更することができます。

初期設定のテンプレートでは

・料金が支払われたことに対するお礼
・コンテンツのダウンロードURL

が記載されていますが、
本文を編集してご自身のサービスや商品に合わせてご使用ください。
また、サービスのログイン情報や
物販(商品)の送付日程などを記載しておけば、
ユーザーに必要な情報を自動的に伝えることができます。

4-3 本登録中(メインのサービス提供)

「本登録中」のメールは、コンテンツを案内するメールになります。
ご自身のお取り扱いされる商品、サービスに応じてご利用ください。

4-4 月毎通知(支払日案内メール)

「月毎通知」のタブから配信するメールは、
「支払期日」を案内することが目的です。

「月毎通知」は「ステップメール設定」の
「月毎通知」タブをクリックすると設定画面が表示されます。

ここで設定する「支払期日」に関する内容は下記の4種類です。

1)有効期限前の期日案内
2)有効期限切れの案内
3)配信解除
4)未払いユーザーの対策

これら4種類の設定について説明します。

1)有効期限前の期日案内

ここでは、ご自身の商品やサービスを利用しているユーザーへ、
有効期限が近づいてきたことや
次回の決済を連絡するメールを作成し配信設定します。
以下設定について説明します。

「ステップメール設定」の「月毎通知」のタブをクリックします。

「月毎通知」タブをクリックすると設定画面が表示されますので、
「ステップメール一覧」の「新規追加」をクリックします。

ステップメールの編集画面設定では、
・「本文」に案内の内容を記載(上側:本文入力画面)
・「配信時期」に配信時間の設定(下側:配信スケジュール画面)
を行います。

本文入力画面
配信スケジュール画面

編集画面の「本文」には
ユーザーに連絡する上で必要な事項を記載します。

例:

・あいさつ文
・期日案内
・取引内容
・金額
・振込先

 例)振込先フォーマット
 —————————–
 振込銀行 ◯◯銀行 ◯◯支店
 預金口座 普通預金
 口座番号 1234567
 口座名義 ◯◯◯◯◯

 銀行振込 25,000円  3ヶ月分 (税込)

 銀行振込 45,000円  6ヶ月分 (税込)

 銀行振込 80,000円 12ヶ月分 (税込)

 —————————–

次に、「配信時期」の設定をします。
「配信時期」の設定で「有効期限終了の前」を選択すると
有効期限終了前に配信できるステップメールが作成できます。

例として「有効期限の5日前に期限が近づいてきたことを知らせるメール」
を設定します。

編集画面の「配信スケジュール」「配信時期」のプルダウンをクリックし
「有効期限の◯日前指定」を選択します。

「有効期限の◯日前指定」を選択すると
下に「有効期限から「 」日前の同じ時分」と表示されます。
例では「有効期限の5日前」なので「5」を入力します。
設定が完了したら、「更新する」ボタンをクリックすると
「有効期限の5日前に期限が近づいてきたことを知らせるメール」
が作成できます。

2)有効期限切れの案内

ここでは、ご自身の商品やサービスを
利用する有効期限が過ぎたユーザーへ、
取引終了の旨を連絡するメールを作成し配信設定します。

以下設定について説明します。

「ステップメール設定」の「月毎通知」のタブをクリックします。

「月毎通知」タブをクリックすると設定画面が表示されますので
「ステップメール一覧」の「新規追加」をクリックします。

ステップメールの編集画面設定では
・「本文」に案内の内容を記載(上側:本文入力画面)
・「配信時期」に配信時間の設定(下側:配信スケジュール画面)
を行います。

本文入力画面
配信スケジュール画面

編集画面の「本文」がメールの内容になります。
「本文」への記載内容は、
「既に支払期日が過ぎているため取引を終了する」
という旨のお知らせになります。
ご利用状況によって設定してください。

契約終了の案内例
——————————————————-
お世話になっております。
◯◯◯◯です。

期限までに契約更新が行われなかったので
本日をもちまして、◯◯◯◯の契約は終了となります。

いままで◯◯◯◯をご利用いただきまして
ありがとうございました。
——————————————————-

次に、「配信時期」の設定をします。
「配信時期」の設定で「有効期限終了の後」を選択すると、
有効期限終了後に配信するステップメールが作成できます。

例として「有効期限の1日後に契約終了したことを知らせるメール」
を設定します。

編集画面の「配信スケジュール」「配信時期」のプルダウンをクリックし、
「有効期限の◯日後指定」を選択します。

「有効期限の◯日後指定」を選択すると、
下に「有効期限から「 」日後の同じ時分」と表示されます。
例では「有効期限の1日後」なので「1」を入力します。
設定が完了したら、「更新する」ボタンをクリックすると
「有効期限の1日後に期限が終了したことを知らせるメール」
が作成できます。

3)配信解除

有効期限が切れたユーザーに対して、メールの配信解除をすることができます。

配信解除の設定は「有効期限切れの案内」を基にして、
編集画面の
 「配信後に実行するコマンド」⇒「配信解除」から
 「送信後配信解除」
を選択すると、有効期限が切れたユーザーの配信解除ができます。

また、「送信後配信解除」の選択には、
・送信後配信解除(解除時メールは送信しない)
・送信後配信解除(同時に、解除時メールを送信する)
の2つのオプションがあります。

このオプションは「配信解除タブ」内に設定した
ステップメールを同時に送信するかどうかになります。

配信解除時に、「配信解除タブ」内のメールを送信するには、
・送信後配信解除(同時に、解除時メールを送信する)
を設定してください。

4)未払いユーザーの対策

ここでは、「督促メール」を数回配信することで、
料金未払いユーザーに対して、
支払いを促すためのメールの作成と配信設定について説明します。

例として、
 有効期限前に「督促メール」を3回配信する設定
で説明していきます。
尚、設定の仕方は基本的に「有効期限前の期日案内」で説明した内容と一緒です。

「ステップメール設定」の「月毎通知」のタブをクリックします。

「月毎通知」タブをクリックすると設定画面が表示されますので
「ステップメール一覧」の「新規追加」をクリックします。

ステップメールの編集画面設定から、
メール送信する文章を「本文」に入力します。
編集画面の「本文」への入力文がメールで配信される内容になります。

また、件名に【再送】、【再々送】等を入れて
再送信していることを表示しておくと、
同じ内容で2回以上配信されていることが
ユーザーに分かりやすくなります。

記載内容は最初の配信メールと基本的に一緒ですが、
期日案内の中に
「あと3日で終了です。」
「明日で終了です。」
等を明示すると、よりユーザーに分かりやすくなります。

・あいさつ文
・期日案内
・取引内容
・金額
・振込先

 例)振込先フォーマット
 —————————–
 振込銀行 ◯◯銀行 ◯◯支店
 預金口座 普通預金
 口座番号 1234567
 口座名義 ◯◯◯◯◯

 銀行振込 25,000円  3ヶ月分 (税込)

 銀行振込 45,000円  6ヶ月分 (税込)

 銀行振込 80,000円 12ヶ月分 (税込)

 —————————–

次に、
ここで作成したメールをいつ配信するのか設定します。

例として有効期限の3日前に
期限が近づいてきたことを知らせるメール設定してみます。

編集画面の「配信スケジュール」「配信時期」のプルダウンをクリックします。
「有効期限の◯日前指定」を選択します。

「有効期限の◯日前指定」を選択すると、
下に「有効期限から「 」日前の同じ時分」と表示されます。
この例では支払期日の3日前なので、「3」を入力して「更新する」をクリックします。

上記で3日前配信の督促メールの設定を案内しましたが、
「有効期限の1日前」「有効期限の5日前」に
ほぼ同じ内容で3回メール配信する設定にすることで、
未払いユーザーに支払いを促すことができます。

4-5 月額課金更新時(支払完了案内)

「月額課金更新時」は、支払が完了する度に
ユーザーへ決済完了の通知をすることが目的です。

通知メールの内容は初期設定してありますので、
変更する必要がなければこのままご利用していただけます。
メール内容の確認と編集は下記のとおりです。

月額課金更新時(支払完了案内)は
「ステップメール設定」の「月額課金更新時」タブをクリックすると
設定画面が表示されます。

初期テンプレートを編集するには、
編集したいメールの件名をクリック、
または、「・・・」にカーソルを合わせると表示される「編集」をクリックすることで
編集画面に遷移し、メールの件名や本文等を変更することができます。

「本文」欄に初期テンプレートが記載されています。
本文内容は必要に応じて編集できます。

5.振込後の受領処理をする

ここでは、ユーザーから銀行振込があった時のマイスピーでの受領処理の仕方と、
次回支払日の案内をするメールの設定について説明します。

5-1 売上詳細画面までの検索
5-2 ユーザーから初めて銀行振込があった場合の処理
5-3 受領金額や受領日の変更処理
5-4 ユーザーから2回目以降の銀行振込があった場合の処理

5-1 売上詳細画面までの検索

銀行振込の受領処理については自動で処理されないため、
「売上詳細」の画面で受領処理する必要があります。

下記に「売上詳細」の画面を表示させる2つの方法を説明します。

1)ユーザー簡易検索から表示する方法

TOP画面の中央にある「ユーザー簡易検索」で
・「メールアドレス」
・「姓」または「名」
・「姓」+「名」
を入力して検索します。

《補足》
「姓」、「名」はどちらかだけ入力しても
両方入力しても検索できます。

もし「メールアドレス」や「姓」「名」が分からなければ
「詳細検索」をクリックすると
・「会社名」
・「フリガナ」
・「電話番号」
・「注文ID」
・「ラベル」
で検索をすることができます。

ここで検索すると「ユーザー一覧」の画面になりますので、
該当ユーザーの左側にある「操作」項目の「¥」(売上詳細)をクリックします。

売上詳細の画面が表示されます。

2)「売上レポート」、もしくは「月毎売上レポート」から表示する方法

「販売管理」項目内にある「売上レポート」もしくは
「月毎売上レポート」をクリックします。

検索条件に該当する項目に入力、または項目を選択します。

【検索条件の入力・選択の例】
・「シナリオ(商品)」項目の「カテゴリ」を「有料商品」、「シナリオ名」を選択
・「ユーザー」項目の「姓」「名」を入力
・「支払項目」項目の「料金」を「未受領」を選択

下記の画像では、「支払項目」の「未受領」を選択して検索した場合です。

「未受領」に該当するユーザーが表示されます。

表示された中から受領処理するユーザーを確認し、
左の「操作」にある「¥」(売上詳細アイコン)をクリックします。

「売上詳細」の画面が表示されます。

銀行振込があったユーザーの受領処理をするために「売上詳細」を表示する方法は以上です。

5-2 初めて入金のあったユーザーの銀行振込の処理

ここからは、初めて銀行振込で入金してきたユーザーの受領処理を行います。
「5-1.売上詳細画面までの検索」
「売上詳細」画面で決済処理をするので移動します。

「売上詳細」で「契約情報」の「受領状態」が
「未受領」になっていることを確認し、
「受領処理(メールあり)」をクリックします。

「受領済み」の確認のウィンドウが表示されますので
「OK」をクリックします。

「受領済み」について以下2点を確認します。

・「売上詳細」の「受領状態」が「受領済み」に変わったこと。
・下段の「売上履歴」の「受領状態」が「受領済み」に変わったこと。

下記の図のように「受領済み」と表示されていれば
最初の銀行振込の入金処理の作業が完了となります。

※補足
「受領済み」の確認のウィンドウが表示されますので、
「OK」をクリックすると同時に「4-2 本登録完了時のメール(サンキューメール)」
で設定した「本登録完了時」のステップメールが配信されます。

ステップメールは
・本登録完了時
・本登録中
・月毎通知
が送信されます。

5-3 受領金額や受領日の変更処理

ここでは、ユーザーが振込金額や振込日などを変更した時に、
変更内容をマイスピーに反映させる方法について説明します。
変更作業は「売上詳細」の「売上の編集」から以下の4つの手順で行います。

「5-1.売上詳細画面までの検索」の「売上詳細」画面で
決済処理をするので移動します。

1)売上情報の変更

「売上詳細」の画面下にある「売上履歴」の「鉛筆マーク」(編集)
をクリックすると「売上の編集」が表示されます。

2)変更する売上内容の確認

「売上の編集」にある「売上情報」の項目で
「成約日時」、「支払い方法」、「商品代金の受領状態」
「売上金額」、「決済手数料」のうち該当項目を変更します。

3)有効期限の更新オプションの選択

次に、ユーザーへ次回の有効期限の案内をするために
次回の有効期限の更新の設定をします。

「売上の編集」画面を下にスクロールし、
「オプション」の「有効期限を更新する」にチェックを入れます。

チェックを入れると以下の2つの選択項目が表示されます。

・「追加する売上の「成約日時」を基準に有効期限を更新する」
・「現在の有効期限を基準に有効期限を延長する」

これらの項目から、該当する次回の有効期限を決定してください。

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有効期限の更新は、「売上詳細」の「契約情報」にある
「有効期限」が更新されていることで確認できます。

4)ステップメールの配信オプションの選択

「課金完了時のステップメールを送信する」にチェックを入れると、
支払いを受領したことを案内するステップメール

4-4.月毎通知(支払日案内メール)
4-5.月額課金更新時(支払完了案内)

が配信されます。

最後に「保存する」をクリックして完了です。

5‐4.ユーザーから2回目以降の銀行振込があった場合の処理

ここでは、ユーザーからの定期支払いや分割支払いが2回目以降になる場合の
入金処理の方法について説明します。
変更作業は「売上詳細」の「売上の追加」から以下の4つの手順で行います。

「5-1.売上詳細画面までの検索」の「売上詳細」画面で
決済処理をするので移動します。

1)売上を追加

「売上詳細」の下の方へ移動すると「売上の追加」「最後の売上を複製して追加」
という項目が表示されています。

「売上の追加」または「最後の売上を複製して追加」をクリックして
「売上詳細」を表示します。

<補足>
前月と同じ内容の売上情報であれば「最後の売上を複製して追加」
を選択すると前月と同じ内容の売上情報を追加できます。

2)追加する売上内容の確認・編集

「売上の編集」にある「売上情報」の項目で
「成約日時」、「支払方法」、「商品代金の受領状態」
「売上金額」、「決済手数料」のうち該当項目を変更します。

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3)有効期限の更新オプションの選択

次に、ユーザーへ次回の有効期限の案内をするために
次回の有効期限の更新の設定をします。
「売上の編集」画面を下にスクロールし「オプション」の
「有効期限を更新する」にチェックを入れます。

チェックを入れると以下の2つの選択項目が表示されます。

・「追加する売上の「成約日時」を基準に有効期限を更新する」
・「現在の有効期限を基準に有効期限を延長する」

これらの項目から該当する次回の有効期限を決定してください。



有効期限の更新は、「売上詳細」の「契約情報」にある
「有効期限」が更新されていることで確認できます。

4)ステップメールの配信オプションの選択

「課金完了時のステップメールを送信する」にチェックを入れると、
支払いを受領したことを案内するステップメール

4-4.月毎通知(支払日案内メール)
4-5.月額課金更新時(支払完了案内)

が配信されます。

最後に「保存する」をクリックで完了です。

《補足》
ユーザーが未受領(1度も決済完了していない)の場合、
ユーザーの「売上詳細」下部にある「売上情報」内の
「オプション」の「課金完了時のステップメールの送信する」に
チェックを入れると、
・本登録完了時
・本登録中
・月毎通知
が配信されます。

6.売上レポートで売上の確認をする

ここでは、売上の受領確認と作業を目的としています。
確認と作業で使用する画面と検索条件について説明した後に、
確認する方法を例を挙げて説明します。

6-1「売上レポート」と「月毎売上レポート」

売上に関するデータが必要な場合は
「売上レポート」、または「月毎売上レポート」で
確認することがきでます。

「売上レポート」は、すべての売上のデータの一覧が確認できます。
「月毎売上レポート」は月毎のデータの一覧が確認できます。

「売上レポート」、または「月毎売上レポート」を表示させるには
全体メニューから選択します。

以下「売上レポート」と「月毎売上レポート」の画像で
それぞれどのように表示されるかを確認ください。

【売上レポートの場合】
【月毎レポートの場合】
1029 20210209 81
2021年1月の月毎売上
1029 20210209 82
2020年12月の月毎売上

6-2 有料シナリオの売上金額確認

各シナリオ名の売上金額や利益を確認する場合、
売上レポート」にある検索機能を使うと
条件にあった売上の情報だけを表示することができます。

例として、「有料商品」のシナリオ名「有料シナリオ(テスト)」で売上があった場合の
売上の確認方法について順を追って説明します。

(1)
売上の確認をするために「売上レポート」に移動します。

(2)
売上レポート」の検索条件に対象シナリオの絞り込みをします。
検索条件は「シナリオ(商品)」の項目の
・「カテゴリ」⇒「有料商品」
・「シナリオ名」⇒「有料シナリオ(テスト)」
を選択します。
検索条件欄下の「絞り込み」ボタンを押すと検索条件が反映され、
シナリオ名「有料シナリオ(テスト)」の売上を確認することができます。


1029 20210209 85

(3)
(2)の売上の一覧ではシナリオ名が表示されてないので
正しく検索条件が反映されているか確認できません。
そこで、「表示項目」の「シナリオ(商品)名」にチェックをいれると
売上の一覧にシナリオ名が表示され検索条件の結果が正しいか確認できます。

6-3 振込のあったユーザーの売上情報確認

ユーザーの売上の情報を確認する場合、
売上レポート」にある検索機能に
「姓」や「名」といったユーザーを特定できる情報を入力することで
特定のユーザーの売上の情報だけを表示できます。

例として、ユーザー「マイスピー タロウ」の
売上の確認方法について順を追って説明します。

(1)
売上の確認をするために「売上レポート」に移動します。

(2)
売上レポート」の検索条件にユーザーの絞り込みをします。
検索条件は「ユーザー」の項目の
・「姓」⇒「マイスピー」
・「名」⇒「タロウ」
を入力します。
(※「姓」しかわからない場合や「メールアドレス」しかわからない場合は
 「姓」のみや「メールアドレス」のみの検索でも可能です。)


(3)
検索条件欄下の「絞り込み」ボタンを押すと検索条件が反映され、
ユーザー「マイスピー タロウ」の売上を確認することができます。

(4)
(3)の売上の一覧ではシナリオ名が表示されてないので、
正しく検索条件が反映されているか確認できません。
そこで、「表示項目」の「シナリオ(商品)名」にチェックをいれると
シナリオ名が表示され検索条件の結果が正しいか確認できます。

(5)
ユーザーの売上の情報を変更したい場合は、
売上の一覧の「操作」列にあるアイコンで売上の編集ができます。
・鉛筆マーク ⇒ 売上の編集の画面
・¥マーク ⇒ 売上詳細の画面

6-4 シナリオの総売上確認

シナリオやユーザーごとの売上金額の合計を確認することができます。
売上レポート」の中央にある表が合計金額になります。

また、この合計金額は検索対象が変わるごとに再計算するので
2)有料シナリオの売上金額確認」や
3)振込のあったユーザーの売上の情報の確認
の検索条件をいれることで特定対象の合計金額を確認することができます。

5)支払い関係の検索条件

売上レポート」の検索条件には
ユーザーの支払状態に合わせた検索ができます。

例えば「支払い」の項目で「成約ステップ」の「申し込みまでの人のみ表示」を
選択することによって「一度も支払いがないユーザー」を検索できます。

「支払い」の項目の検索内容を下記に示しますので
特定したいユーザーにあわせて検索条件に設定してください。

項目選択内容
支払タイプすべて以下の支払タイプのカテゴリをすべて含む。
MyASP上の売上MyASP上で売った商品の売上を表示します。
外部売上外部売上として計上した売上を表示します。
経費経費として計上した費用を表示します。
支払い方法販売設定で設定した項目の売上を表示します。
料金すべて料金が未払い・支払済みの支払が表示されます。
未受領料金が未払いの支払いのみが表示されます。
受領済み料金が支払済みの支払いのみが表示されます。
成約ステップすべて全ての過程のユーザーの情報を表示
仮登録までの人のみ表示仮登録までしたユーザーの情報を表示
申込みまでの人のみ表示申込みまでしたユーザーの情報を表示
お試し契約のみ表示お試し契約中のユーザーの情報を表示
初回支払いのみ表示初回支払いしたユーザーの情報を表示
2回目以降支払いのみ表示2回目以降の支払いをしたユーザーの情報を表示
返金データのみ表示返金したユーザーの情報を表示
申込み関連(仮登録+申込み)申込み関連(仮登録+申込み)までのユーザーの情報
課金関連(お試し+初回+2回目以降支払い+返金)課金関連(お試し+初回+2回目以降支払+返金)までのユーザー情報
注文ID該当ユーザーの表示
支払備考欄該当ユーザーの表示

関連リンク

マイスピーで有料商品を販売する方法