今使っている「差出人メールアドレス」でDKIM・DMARC設定がされているかわかりません。
今の状況を確認する方法はありますか?

DKIM・DMARCの設定を行いましたが、正しく設定されているかがわかりません。
どうしたら正しく設定されているかを調べられますか?

設定したDKIM・DMARC設定が有効な設定かどうかについては、
ご自身のメールアドレスにマイスピーから実際にメールを送ることで確認することができます。
本マニュアルでは、Gmailでの確認方法をご紹介します。

※MyASP専用のDKIM・DMARC設定を行う方法については、
 「差出人メールアドレスにDKIM・DMARCを設定するにはどうしたらいいですか?」をご覧ください。

Gmailで、DKIM・DMARC設定状況の確認方法

事前準備

Gmailアカウントを1つ用意します。

メールを1通受信するために使用します。
すでにGmailアカウントをお持ちの場合は新しく用意する必要はありません。

確認方法

MyASPで適当なシナリオのシナリオ管理メニューから、「メール作成画面」を開きます。

※この際使用するシナリオは何でも構いません。
 また「メール作成画面」は、一括配信メール、ステップメール、個別メールいずれでも構いません。

メール作成画面で、「差出人メールアドレス」にDKIM・DMARC設定状況を確認したいメールアドレスを入力します。
そして「自動エラーメール処理機能」を「OFF」に設定します。
また、メールを送ることができるように、入力必須項目である「件名」と「本文」を適当に入力します。


本文入力欄下部にある「テストメール送信」欄に、事前準備で用意したGmailアカウントのメールアドレスを入力し、『テスト送信』します。

Gmail画面で受信したテストメールを開きます。
右上の「その他」から『<>メッセージのソースの表示』をクリックします。

SPF、DKIM、DMARCの設定状況を確認できます。

『PASS』になっていれば正常に設定されている状態です。
『FAIL』やそれ以外の表記の場合は、MyASP専用の値が設定がされていないか、設定内容に誤りがあります。

Gmailのソース画面でSPF・DMARCが表示されない場合

ご利用のGmailアカウント(Gmailアドレス)によっては、「DKIM」のみ表示され、「SPF」、「DMARC」が表示されない場合があります。
その場合は別のGmailアドレスにテストメールを送信してご確認ください。

別のGmailアドレスを用意しても解決しない場合は、メールのソース画面にて、「元のメッセージ」画面下部にあるメールヘッダーテキスト情報から以下の記述があるかをご確認ください。

  • spf=pass
  • dkim=pass
  • dmarc=pass

補足

自動エラーメール処理機能の切り替えについて

GmailではSPF、DKIM、DMARCをチェックする際には、差出人メールアドレス(Fromアドレス)ではなく、エラーメールの戻り先のメールアドレス(Envelope From)がチェックされるようになっています。

『自動エラーメール処理機能』を『ON』に設定した場合、エラーメールの戻り先に「ご利用MyASPのサーバーのメールアドレス」が指定されるようになっています。
そのため、差出人メールアドレスに指定したドメインのサーバーではなく、ご利用MyASPのサーバーのメールアドレスをチェックしてしまうことで、正しい結果が得られません。

そこで、『自動エラーメール処理機能』を『OFF』に設定することで、エラーメールの戻り先が差出人メールアドレスになります。
そうすると、差出人メールアドレスに指定したドメインのサーバーの設定状況をチェックすることになり、正しい結果を確認することができます。

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