シナリオAにオプトイン登録したユーザーに対して、
有料商品Sをセールスするようなメールを送りたいと思っています。

このとき、
有料商品Sを購入していない人には、セールスメールを送り、
購入した人には、セールスメールを止めるようにしたいのですが、
どのように設定したらよろしいでしょうか?

動画マニュアル

動画で見たい方はこちらをご覧ください。

この場合の設定方法といたしましては、大きくわけて2つの方法がありますが、
1つ目の方法をお薦めいたします。

 1:セールスメール用と商品販売用の2つのシナリオを用意して、
  商品が売れたら、セールスメール用のメールを停止する方法

 2:有料商品シナリオの「申込時(支払前)」ステップメールを活用する方法

1:セールスメール用と商品販売用の2つのシナリオを用意して、
  商品が売れたら、セールスメール用のメールを停止する方法

 メリット :シナリオが分離されるため、購入者/非購入者が分けられますので、
       後から見たときに、登録ユーザーの属性が分かりやすい。
 デメリット:1つの商品を販売するにあたり、複数のシナリオにまたがってしまう。

1)以下のようなシナリオを用意します。

 ・シナリオA:セールスメール配信用シナリオ(無料オファーシナリオ)
 ・シナリオS:商品販売用シナリオ(有料商品シナリオ)

2)シナリオAの「本登録中」タブに、セールス用のステップメールを用意します。

有料商品購入者には、セールスメールを送らないようにするには?4

3)シナリオSで商品が売れたときに送られるステップメール
  (「本登録完了時」のステップメール)の設定で、
  シナリオAは、ステップメールの配信解除をする設定をします。

有料商品購入者には、セールスメールを送らないようにするには?1

3-1)「配信後に実行するコマンド」>「別シナリオの配信解除」にある
    「+追加」ボタンをクリックして、
    メールの配信を停止させたいシナリオ(シナリオA)を指定します。

補足:あとから未購入のユーザーにだけ、メールを送る場合

シナリオAに登録されているユーザーに対して、
「メール作成(一括配信)」より、メールを送ることで、
未購入者のみ、メールが配信されます。

※商品購入者は、すでに「解除済み」になっています。

2:有料商品シナリオの「申込時(支払前)」ステップメールを活用する方法

 メリット :1つのシナリオで管理できる。
 デメリット:購入者/非購入者が同じシナリオ内に混在する。
       「販売設定」でクレジットカード支払いを利用したい場合は、不向き。

1)「申込時(支払前)」にセールス用のステップメールを用意する。

有料商品購入者には、セールスメールを送らないようにするには?3

2)商品が購入された(決済された)時点で、
  配信予約されていた「申込時(支払前)」のステップメールが
  配信予約が解除されますので、セールス用メールが停止されます。

「販売設定」でクレジットカード支払いを使用したい場合

「販売設定」でPayPalやテレコムクレジットなどを利用した場合、
登録フォームからの登録直後に決済ページに遷移してしまいます。

このため、セールスメールを何通か(少なくとも1通以上)送ったあとに、
商品購入という流れではなくなってしまいます。

この場合は、有料商品シナリオの登録フォームで
自動的に表示されてしまう「支払い方法」を
「登録フォームデザイン」でHTMLを以下のように編集し、非表示にして選択できないようにする必要があります。
※支払方法の置き換え文字「%payment_method_radio%」を削除すると申込みエラーとなるため、置き換え文字は削除しないでください。

「支払い方法」を非表示にするサンプル(置き換え文字「%payment_method_radio%」の箇所を差し替えます)
<div class="disnon">
%payment_method_radio%
</div>

補足:あとから未購入のユーザーにだけ、メールを送る場合

こちらの設定をした場合は、
1つのシナリオで運用しているため、
購入者と未購入者が混在してユーザー登録されております。

このため、「メール作成(一括配信)」より、
「配信先のユーザーの指定」の画面で、「料金受領状態」>「未受領」で
未購入者を絞り込んでから、メールを作成をする必要があります。

有料商品購入者には、セールスメールを送らないようにするには?5